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信用ある企業となるために

研究

分析業者と懇意にしておく

企業のグローバル化が進んでいて、日本国内の規制をクリアするだけでは不十分で国際的な規制をクリアしてこそ、はじめて信頼のある企業とみなされるようになりました。ROHS指令は2003年に公布され、2006年から施行されましたが、電気・電子機器に使われている環境や人体に悪影響を与える物質を基準値以下に抑えなければEU内で販売をすることができない指令のことです。ROHS指令を守れなければ、EUに製品を販売することができないのですが、逆にROHS指令を守れている製品を作っていれば、信頼を受ける企業と認められることになります。ROHS指令を遵守している部材メーカーであれば、EUに商売を考えている製品メーカーから引き合いが来やすくなるといったメリットもあります。ROHS指令は常に変更されています。例えば、2015年にフタル酸エステル系の4物質が追加されました。フタル酸エステルは主に塩ビ樹脂を柔らかくするのに使われる物質です。ROHS指令が改定されたことによって、フタル酸エステルは2019年から電気・電子機器には基本的に使用できなくなります。2021年からは医療機器にもフタル酸は使用できなくなります。このようにROHS指令は変更があったり、代替えの利かない製品に関しては除外品が認められているなど、熟知していないと対応がしにくいため、ROHS分析を行っている業者と懇意にしておき、変更点や対応策を教えてもらえるようにしておくとよいでしょう。

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